バスケのシュートはボールにバックスピンをかけろってよく言われるけど、なんで?
シュートしたボールに回転が全然かからない!
シュートに回転をかけるための練習ってあるの?
今回の記事はこのような疑問や悩みに答えます!
- バスケのシュートでバックスピンをかける理由
- シュートに回転をかけるために意識すること
- シュートにバックスピンをかけられるようになる練習方法
シュートに回転をかけろ!と言われたことはあるけど、その詳しい理由を知らない人は多いと思います。
シュートにバックスピンをかけるのはシュート成功率を確実に高める効果があり、バスケをする人、特にシューターは身に付けるべきスキルだといえます。
いまシュートが入らず悩んでいる人も、実はシュートにきれいなバックスピンがかかっていないのが原因で成功率が落ちている可能性も?
この記事ではシュートしたボールにバックスピンをかけるポイントや練習方法を紹介します。
いまシュートしたボールに回転がかけられない人は要チェック!
シュートにバックスピンをかける理由は、軌道の安定と衝撃吸収
バスケでシュートを打つときはバックスピンをかけるべき理由は以下の2つ。
- シュートの軌道の安定
- ボールがリングに当たった時の衝撃を和らげる
この2つのメリットを得られるだけで、今よりも確実にシュート成功率を上げることができます。
理由① シュートの軌道が安定する
サッカーの無回転シュートの軌道を見たことありますか?
野球の球種のナックルも同じ原理です。
ボールに回転がかかっていないとランダムな軌道でボールが変化するのですが、バスケットボールでも同様に同じような変化が起きます。
バスケのシュートでこのような予想できない軌道で変化されたら、シュート成功率が格段に落ちるのは容易に想像できますよね。
特にスリーポイントシュートのようなロングレンジのシュートは、少しのズレがリングに届く頃には大きなズレになり、ほぼシュートは入りません。
たとえ入ったとしても、打った人もシュートの軌道がランダムで変化を予測できないので、再現性が全くないです。
シュートしたボールに回転をうまくかけることができる=シュートが上手くなるといっても過言ではありません。
当然パスでも同じことが起きるため、味方がキャッチしやすいようにボールに回転をかけてあげましょう。
理由② シュートしたボールがリングに当たったときの衝撃を和らげる
シュートしたボールにバックスピンがかかっていれば、リングに当たったときの跳ね返りを少なくすることができます。
小さな跳ね返りに抑えることで、シュートの成功確率が上がります。
逆にシュートしたボールが順回転(トップスピン)の状態でリングに当たると、シュートした方向に加速し跳ね返ります。もちろんシュートが決まる確率は上がりません。
シュートしたボールが横回転だとリングに当たったときに当然ボールは横に跳ね返りますし、そもそもシュートがまっすぐ飛ばなくなるのでNG。
回転がかかっていればなんでもよいというわけではなく、バックスピンであるというのが重要です。
シュートしたボールにバックスピンをかけられるのは、シューターにとって必須です。
シュートにバックスピンをかけるために意識するポイント3つ
シュートしたボールに回転をかけるために意識するポイントを3つ紹介します。
普段のシュート練習のときに意識して行い、自然と身に付けられるまで徹底しましょう。
手のひらをボールにつけて構える
シュート前のボールを構えた状態の時に、手のひらはボールにぴったりくっつけて構えます。
昔は指先だけでボールを持つように指導する人も多かったのですが、現在の主流ではありません。
指先だけでボールを持つと安定しないため、しっかりボールを持とうとして力みが発生する原因になるのが主な原因。
ボールはしっかり手のひらで捉えられるようにしましょう。
ボールを手の上で転がす
シュートをうつときにボールを手のひら→指先に向けて転がるような意識を持ちましょう。
この意識は手のひらまでボールをつけていないと持てない感覚なので、ボールはしっかり手のひらまでつけましょう。
意識しなくても自然とできるようになるまで慣れさせましょう。
スナップを指先まで返す
シュートを打つときに指先をしっかり返すようにしましょう。
スナップを返さずに止めてしまうと、ボールにしっかり回転をかけることができません。
また手に力を入れてしまうとシュートの飛距離が伸びなくなってしまうので、力を入れずにリラックスした状態で指先をしっかり返すようにしましょう。
シュートにバックスピンをかけるための練習方法2選
シュートしたボールにバックスピンをかけるための練習方法を2つ紹介します。
どちらもボール一つあればどこでもできるので、参考にしてみてください。
仰向けでシュート練習
寝転んで仰向けになってシュートを真上に打ちます。
打った後に自分の手元にちゃんとボールが返ってくるようにコントロールして下さい。
もちろんシュートを打つときに先ほどの3つのポイントを一つ一つ意識しながら練習してください。
ベッドに寝転びながらできるので、気軽に練習できるのも大きなメリット!
連続スナップ
立った状態でボールを片手で持ち、スナップを利かせてボールを回転させるのを連続して行います。
ポン、ポン、ポンとリズムよく連続で続けられるようにやってみましょう。
難しいと感じる人は、一回一回キャッチしながらやってみても構いません。
慣れてきたらキャッチせず連続でどこまでできるかチャレンジしてみましょう。
目指せ連続100回!
シュートに回転がかからない原因は左手(ガイドハンド)にある可能性も?
ボールに回転をかける意識は持っているのに、実際にシュートを打ってみるとバックスピンがかかってないけど…
このような人に確認してもらいたいのが、片手でボールを持ってシュートしてみてください。
それでシュートにバックスピンがちゃんとかかっているのであれば、左手(ガイドハンド)が干渉している可能性が高いです。
特に横回転になっているのであればほぼ確実。
シュートを打つときに左手の親指も一緒に押し出すような形になっていませんか?
そのようなフォームの人は、ガイドハンドの使い方を変える必要があります。
ガイドハンドの使い方や意識するべきことはこちらの記事で紹介してますので、参考にしてみてください。
≫ガイドハンドの正しい役割と使い方
シュートしたボールにバックスピンをかけて、シュート成功率を上げよう!
シュートしたボールに回転をかけるとシュート成功率が上がる理由は、以下の2つのメリットを得られるから。
- シュートの軌道が安定する
- リングに当たった時の衝撃を和らげる
シュート力を上げるためには、この2つのメリットは見逃せません。
シュートしたボールに回転をかけるために意識するポイントは以下の3つ。
- 手のひらをボールにつけて構える
- ボールを手のひらで転がす
- スナップを指先まで返す
この3つのポイントを意識しても回転がかけられない人は、ガイドハンドの使い方に問題があるかもしれません。
ガイドハンドが必要以上に干渉していないか確認してみてください。
シュートしたボールにしっかりバックスピンをかけて、シュート力をUPさせよう!
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