
家でもジャンプトレーニングしたい!

ジャンプトレーニングするには、どんなグッズや器具が必要なの?

ジャンプトレーニング用の器具のなかでも、優先度が高いのはどれ?
今回はこのような疑問に答えます。
ジャンプ力を向上させるためには、全身の筋力を強化し、爆発力を高めるトレーニングが必須。
ジャンプ力UPを上げるには、適切なトレーニング器具やグッズを使うと効率が格段に上がりますが、実は必要なトレーニンググッズのほとんどが家でも揃えられます。

必要なトレーニング用の器具・グッズさえあれば、家でもジムのようなジャンプトレーニングが出来ます!
自宅でそろえられる、ジャンプ力UPにおすすめのトレーニンググッズは以下のとおり。
本記事では、自宅でジャンプ力を高めるトレーニングを行いたいと考えている人が、どのようなトレーニング用の器具やグッズを揃えればいいのかを解説します。
本記事を参考にすることで、自宅で効率的にトレーニングができるようになり、時間とコストを節約しながらジャンプ力の向上を目指すことが可能になるでしょう。
ジャンプ力UPトレーニングにおすすめの器具・グッズ5選+α

本題の、ジャンプ力UPするためのトレーニングに必要な器具・グッズを5つ紹介します。また、番外編で意外と大事なもの1つも紹介します。

厳選して選んだつもりではありますが、それでも全部揃えようとすると結構金額がかかってしまいます。
優先度の高いものから順に紹介していますので、自分に必要だと思うものを選んでください。
ダンベル

優先度 必須レベル!
筋トレに必須のダンベル。
ジャンプ力UPにも、ダンベルがあれば自重でのトレーニングよりも大幅に効率を上げられます。
ダンベルがあればできる、ジャンプ力UPのトレーニングはおも以下のとおり。
- ダンベルプレス、ダンベルスクワット、ブルガリアンスクワット等、ダンベルでできる大体のウエイトトレーニング
- ダンベルクリーン、ダンベルスラスター、ダンベルクリーン等、素早い動きでダンベルを持ち上げるクイックリフト系トレーニングもほぼ網羅
ダンベルで一番のおすすめは、「フレックスベル(NUOBELL)」です。
ダンベルを使う時に面倒な、プレートの付け替えの手間を完全に排除。

数ある可変式ダンベルのなかでも、ダントツで使い勝手がいいです。
前述でこれ一つあればいいモノはないと言いましたが、強いて言うならこのフレックスベルがそれにあたります。
ジャンプトレーニングのみならず、筋トレ全般ほとんどを網羅できる超スグレモノ。
ジャンプ力UPのトレーニングにフレックスベルをおすすめする理由は、以下のとおりです。
- ダンベルでできるほとんどのトレーニングを網羅できる
- 普通のダンベルだと面倒な重量の切り替えが、グリップを回すだけで変更できる
- 重量の変更幅が2kg刻みと細かく変更できる
- オンザニーができる、掴みやすいグリップ径など、とにかく使いやすい
僕も持っていますが「これがないとトレーニングは続けられない」と思うくらい便利すぎる個人的必須アイテムです。

ちょっと高いけど、値段以上の価値があるのは間違いなし!
フレックスベルを実際に使ったレビューは、以下の記事で詳しく紹介しています。
おすすめのアジャスタブルダンベルは、以下の記事で詳しく解説しています。
プライオボックス

優先度 必須レベル!
ジャンプ系のトレーニングに必要なアイテムが、プライオボックス。
ダンベルとプライオボックスがあれば、主要なジャンプトレーニングの大半ができるようになります。
プライオボックスは、家で手軽にプライオメトリクス系(瞬発力特化)のトレーニングができ、トレーニングの強度や、バリエーションを増やすのにうってつけの便利なアイテムです。
プライオボックスがあればできる、おもなジャンプ力UPのトレーニングは以下のとおり。
- ボックスジャンプやドロップジャンプ、デプスジャンプなどのプライオメトリクス系トレーニング全般
- ボックスを横にすれば、ダンベルプレスやダンベルフライなどフラットベンチでできることは大体可能
プライオボックスには木製のタイプ、積み上げて高さを変えるタイプなど種類がありますが、おすすめはソフトタイプの40×50×60cmの標準サイズ。
面を変えるだけで3種類の高さを選べるので、場所を選びません。

ソフトな素材だから、足をぶつけても痛くないのもGOOD。
標準サイズのプライオボックスをおすすめする理由は、おもに以下のとおりです。
- 家で手軽にプライオメトリクストレーニング、ジャンプトレーニングができる
- これがあるだけでトレーニングのバリエーションが格段に増える
- ジャンプ着地時の関節への負担を大幅に減らすことができる
- 横に倒せばフラットベンチの代わりにもなる
- 積み上げタイプよりも安い
- 木製タイプよりケガのリスクが低い
ジャンプ力を上げるには、とにかくジャンプするのが最も近道なので、プライオボックスはうってつけのアイテムです。

プライオボックスの詳しい解説は、以下の記事を確認してください。
トレーニングベンチ

優先度 あったほうがいいレベル
トレーニングベンチがあるのとないのとでは、トレーニングの内容は大幅に変わります。
とくに角度が変えられるアジャスタブルベンチは、トレーニングの種類や効率を大きく向上してくれます。
プライオボックスはフラットベンチの代わりに使えますが、ぶっちゃけフラットだけだとトレーニングメニューの種類はかなり限られてしまいます。

トレーニングメニューが同じものばかりになってしまい、飽きやすいです。
アジャスタブルベンチがあればできるトレーニングは、以下のとおり。
- インクラインダンベルプレス、インクラインダンベルフライ、インクラインダンベルリアレイズなど
- デクラインダンベルプレス、デクラインダンベルフライ、デクライントライセプスエクステンションなど
胸の上部や下部など、部位によってはフラットベンチのみでは鍛えるのが厳しいので、いろんな筋トレをするなら角度を変えられるアジャスタブルベンチは必要。
おすすめはMBC アジャスタブルベンチ コンパクト。

変えられる角度も多く、上側(インクライン)だけでなく、下側(デクライン)にも角度が変えられるのでおすすめ!
- ホームジム最高レベルの品質
- 変えられる角度が多く、筋トレのメニューが大幅に増やせる
- フラット時にシートとシートの間にすき間がなく、トレーニングしやすい
- シートの質が高くすべりにくい
- 耐荷重が500kgもあるので、ハードめにトレーニングしても大丈夫
高品質なトレーニングベンチがあれば、ジャンプの基礎になる筋肉を効率よく鍛えられます。

MBCアジャスタブルベンチの詳しい解説は、こちらの記事から。
お手ごろなおすすめの折りたたみ式トレーニングベンチは、以下の記事で解説しています。
ケトルベル

優先度 あったほうがいいレベル
クイックリフト系のトレーニングをするのに必要なアイテムとして忘れちゃいけないのが、ケトルベル。

スイングなど、ダンベルだとちょっとやりにくいクイックリフト系のメニューでも、ケトルベルがあれば完全に網羅できます。
- スイング、スナッチ、クリーンなどクイックリフト系トレーニング全般
- スクワットやショルダープレス、フレンチプレスも可能
※クイックリフトトレーニング…重りを瞬間的なパワーで持ち上げるトレーニング
最大18㎏までなら可変式のケトルベルで対応可能です。

ケトルベルを触ったことがない人は、10kgでも慣れてないと扱いきれないと思うので、18kgもあれば重さとしては十分。
- ダンベルでやるのが難しいクイックリフト系のトレーニングを網羅
- ダンベルと同じメニューをやっても、違う感覚でトレーニングできる
- 3.4~18kgまで重さを変更でき、初心者から中上級者まで使いやすい
- 選べる重量のわりに価格が安い
ジャンプ力を伸ばすための自宅トレーニングには、ダンベルと可変式ケトルベルを揃えるだけで、必要なウエイトは十分にカバーできます。

ケトルベルの詳しい選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
ステップ台

優先度 なくてもいいけどあると便利レベル
ジャンプ力UPのトレーニングに意外とあると便利なのが、ステップ台。
主に昇り降りする踏み台運動で使うのを目的としたアイテムですが、ことジャンプトレーニングに関しては、プライオボックスとセットで使うことが多いです。
プライオボックスからドロップジャンプで降りたあとに飛び乗ってもよし、デプスジャンプの踏み台に使ってもよし。

もちろん体力向上のために、本来の使い方である踏み台運動のエクササイズとして使うのもOKです。
- ドロップジャンプ、デプスジャンプなどのプライオメトリクストレーニング
- 踏み台運動のエクササイズ
ただ、ジャンプトレーニングに必須のアイテムというわけではないので、優先度は低め。
なくても他のアイテムがあればトレーニングは十分できますが、あればとても便利なのは間違いないので、余裕があれば購入を検討しましょう。
高さが調節できるタイプのステップ台が、トレーニングのバリエーションを増やせるのでとくにおすすめです。- プライオボックスと組み合わせてトレーニングの幅を広げられる
- 高さを調整できるから、トレーニングに合わせて使いやすい
- 価格が安い
番外編:ジムマット

優先度 あったほうがいいレベル
忘れがちではあるけど意外と大事なのが、トレーニング部屋に敷くジムマット。
ジムマットを使うべき理由は、おもに以下のとおり。
- ダンベルなどのトレーニング器具を誤って落としても、床にキズが付かない
- ジャンプの着地の衝撃をおさえ、膝などの関節の負担を減らせる
- 衝撃を吸収してくれるので、周りへの音も気になりにくい
- 部屋をかっこよくカスタマイズでき、モチベーションが上がる

2cmくらいの厚手のマットを選べば、性能面での問題はないでしょう。

はじめに買うべきジャンプトレーニング用の器具

紹介したジャンプ力を上げるトレーニングに使う器具で、1つだけ初めに選ぶのであれば、「プライオボックス」をおすすめします。
プライオボックスがあれば、家でジャンプする基礎的な環境が出来上がるからです。
プライオボックスの次に、ダンベル、ジムマットを揃えれば、とりあえずジャンプ力を上げるトレーニングはほぼ網羅できます。

予算と相談しながら、少しずつ必要なアイテムを揃えましょう。

ジャンプトレーニング器具のよくある質問

ジャンプトレーニングや器具・グッズについて、よくある質問をまとめました。
プライオボックスの代用品は?
プライオボックスの代わりとして、自宅にある段差や階段を利用する方法、木材を組み合わせて自作する方法が挙げられます。
ただし、プライオボックスの代用は以下のリスクがあります。
- 高さに変化を出せないので、トレーニングの負荷の調整がしづらい
- 柔らかい素材での自作は難しいので、怪我のリスクがある
結論として、専用のプライオボックスの購入を強くおすすめします。
理由として、プライオボックスは高さのバリエーションが豊富で、段階的に負荷を上げられるため、安全かつ効果的なトレーニングができます。

頑丈な作りになっているため、安心して高負荷のジャンプトレーニングができるのもメリット。

器具を使わないジャンプトレーニングはできる?
器具・アイテムを使わないジャンプトレーニングは可能です。
例えば、以下のトレーニングは自重でのトレーニングが可能です。
- スクワットジャンプ
- 低い段差を利用したボックスジャンプ
- 片足ホップ
しかし、器具を使った方がより効率的で、安全に高い効果が期待できます。

器具を使うことで負荷を調整したり、ねらった筋肉をより効果的に刺激できます。
例えば、加重してスクワットジャンプを行えば、自重のみよりも大きな筋力の向上に繋がりますし、プライオボックスを使えば着地の衝撃を吸収しつつ、高い反発力を養えます。
ダンベルトレーニングについての詳しい解説は、以下の記事でチェックしてください。
ジャンプトレーニングは何をやるべき?
ジャンプトレーニングでおすすめなのは、おもにプライオメトリックトレーニングと筋力トレーニングの組み合わせです。
プライオメトリックトレーニングは、筋肉の伸張反射を利用して、素早く強い力を発揮する能力(パワー)を高めます。
具体的には、以下のようなトレーニングが効果的です。
- ボックスジャンプ: 台へ飛び乗ることで、素早く強く跳ねる瞬発力を鍛える
- デプスジャンプ: 高い場所から飛び降りてすぐに跳び上がることで、着地の衝撃を反発力に変える能力を高める
- スクワットジャンプ: スクワットの姿勢から力強くジャンプし、下半身の筋力と瞬発力を同時に向上させる
上記のジャンプトレーニングに加え、下半身の筋力(特に太ももやお尻の筋肉)を強化する筋力トレーニングを組み合わせましょう。
例えばスクワットやデッドリフトなどの基本的な筋力トレーニングは、ジャンプの基礎となるパワーを高めるために不可欠です。
ジャンプトレーニングは、適切なフォームと段階的な負荷で安全に取り組めば、効果を最大化できます。
ジャンプトレーニングについては、下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ:必要な器具がそろえば、家でもジャンプトレーニングはできる

本記事では家でジャンプ力UPトレーニングするために必要なグッズを紹介しました。
おすすめのジャンプ力を上げるトレーニングに必要な器具・グッズは以下のとおり。
ジャンプ力を鍛えるためには、全身を複合的に鍛える必要があります。
ジャンプ力を上げるには多くのトレーニングメニューをこなす必要がありますが、メニューごとにトレーニング用の器具を適当に選んでいてはキリがありません。
満足できるトレーニングをするためには、グッズは最小限、かつ網羅性のあるものを選びましょう。

何から買えばいいか分からない人は、まずはプライオボックス、次にダンベル、ジムマットの順で揃えるのがおすすめですよ!

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