リーディングエッジのダンベルってどうなの?
プレート付け外し式のダンベルって使いやすいのかな…
リーディングエッジのアイアンダンベルのリアルな評価を知りたい!
今回はこのような疑問に答えます。
僕はこれまでリーディングエッジ(LeadingEdge)製のプレート付け替え式ダンベル30kg×2個セットを使い続けてきました。
購入したのは2020年の4月ごろ。使い続けて4年以上経ちます。
使っているのは、ラバーも付いていない無骨なタイプです。
この記事ではリーディングエッジのダンベルを4年間使い続けて分かった、メリットとデメリットをそれぞれ伝えようと思います。
使い続けたリアルな感想なので、これから購入を検討している人は是非参考にしてみて下さい。
リーディングエッジのダンベル30kgのスペック
僕が使っているリーディングエッジのダンベル30kg×2のスペックは以下の通り。
リーディングエッジ アイアンダンベル 片手30kg×2個 LE-IDB30 計60kgセット | ||
セット内容 | サイズ | 組み立てサイズ |
スクリューカラー付き28mm径 スタンダードシャフト×2 | 全長42cm | 約42×21×21cm |
1.25kgプレート×4 | 直径13×2.0cm | |
2.5kgプレート×4 | 直径16×2.5cm | |
5kgプレート×8 | 直径21×3cm |
3種類の重さのプレートを組み合わせて重量を変更する、「プレート付け替え式(スクリュー式)」と呼ばれるタイプのダンベル。
プレートをシャフトに差し込んでカラーでしっかり止めることで、トレーニングメニューによって好きな重量に変更することが可能です。
シャフトの太さやプレートの穴も標準規格なので、後でプレートを買い足すこともできます。
筋トレ初心者でも取っつきやすい機能性と価格に惹かれて購入しました!
リーディングエッジのスクリュー式ダンベルを選んだ理由
僕が家で筋トレをするにあたって、このリーディングエッジのプレート付け替え式ダンベル30kgを選んだ理由は主に以下の3点です。
すぐに手に入った
2020年ごろにこのリーディングエッジのダンベルを買うことになったのですが、きっかけはやはりコロナでした。
当時は近くのジムに通っており、日々トレーニングに励んでいたのですが、コロナが流行りだしたせいでジムに通うのが難しい状況に。
そこで家でもトレーニング環境を手に入れたいと思い、ダンベルの購入を検討することにしました。
しかし、この状況でみんな考えることは同じで、多くのダンベルがダンベル品薄状態。
そんな状態でたまたま在庫があったのが、このリーディングエッジのプレート付け替え式ダンベルでした。
つまり、「選択肢がこれしかなかった」というのが正直な話です。
20kgだと物足りないかな…と思い、30kgまでの重量が欲しかったのですが、当時はどこも在庫切れでなかなか見つかりませんでしたね。
比較的安かった
僕がこのリーディングエッジのダンベルを選んだ理由は、他のダンベルと比べても安かったこと。
楽天市場で買ったのですが、同じプレート付け替え式ダンベルのなかでも、リーディングエッジのダンベルはかなり安い方でした。
コロナが流行りだしていたこともあり、他のダンベルは値上がりしてきている状況…
そのなかでもこのリーディングエッジのダンベルはあまり値上がりしておらず、在庫もあるのですぐ買えました。
当時の購入履歴。
スポーツやフィットネスグッズを販売していることで有名な、YOCABITOの楽天市場店で購入。
楽天ポイントをフル活用して6,000円程度で変えました!
今は物価高の影響もあり、僕が買った当時の金額よりも高くなっていますが、他のダンベルと比べても変わらず安い傾向にありますね。
ブランド名が有名だった
筋トレを始めて日が浅いこともあり、当時の僕がダンベルのブランド名で知っていたのは「アイロテック」と、この「リーディングエッジ」の2つくらい。
有名なブランド名であれば製品の質も悪くないだろうと考え、とりあえず知っているブランド名から選びました。
また重量を後で買い足す可能性も考えていたのも、リーディングエッジのダンベルを選んだ理由の一つ。
当時はシャフトの太さやプレート穴の標準規格なんて知らなかったので、「知っているブランド名ならカスタマイズ性も高そうだ」というかなり安易な考えで購入しました。
実際に後で重量を買い足したので、結果的には良かったです。
4年使って分かったリーディングエッジ アイアンダンベルのメリット・デメリット
僕が4年間リーディングエッジのプレート付け替え式ダンベルを使い続けて感じた、メリットとデメリットを紹介します。
リーディングエッジ アイアンダンベルのメリット
まずはメリットから。
ダンベルが家になかったときのことを思うと、僕自身このリーディングエッジのアイアンダンベルを購入したことでかなりの恩恵を受けました。
そのなかでも特に「買ってよかった」「メリットに感じた」と思う点を紹介します。
いろんな種目で使える
プレートを付け替えるだけで重量を自在に変えることができるため、いろんな種目・トレーニングメニューで活躍します。
大胸筋や大殿筋などの大きい筋肉はもちろん、上腕三頭筋や上腕二頭筋などの小さい筋肉でも問題なくトレーニング出来ました。
このリーディングエッジのダンベルのセットがあれば、家でできる大半のトレーニングはほとんど網羅できるでしょう。
細かく重量を設定できる
この30kgのダンベルのセットがあれば、2.5kgずつ重量調整が可能です。
30kgのダンベル1セット(片手分)についてくるシャフトやプレートの重さと数は以下の通り。
プレートは2枚使用+シャフトを必ず使うことを考えると、この1セット(片手分)で可能な重量設定は以下になります。
2.5kg | 5kg | 7.5kg | 10kg |
シャフト 2.5kg | シャフト 2.5kg + プレート 1.25kg×2 | シャフト 2.5kg + プレート 2.5kg×2 | シャフト 2.5kg + プレート 1.25kg×2 + プレート 2.5kg×2 |
12.5kg | 15kg | 17.5kg | 20kg |
シャフト 2.5kg + プレート 5kg×2 | シャフト 2.5kg + プレート 1.25kg×2 + プレート 5kg×2 | シャフト 2.5kg + プレート 2.5kg×2 + プレート 5kg×2 | シャフト 2.5kg + プレート 1.25kg×2 + プレート 2.5kg×2 + プレート 5kg×2 |
22.5kg | 25kg | 27.5kg | 30kg |
シャフト 2.5kg + プレート 5kg×4 | シャフト 2.5kg + プレート 1.25kg×2 + プレート 5kg×4 | シャフト 2.5kg + プレート 2.5kg×2 + プレート 5kg×4 | シャフト 2.5kg + プレート 1.25kg×2 + プレート 2.5kg×2 + プレート 5kg×4 |
どうしてもダンベルの付け替えは多く発生してしまいますが、2.5kg幅で細かな重量変更が可能。
プレートをさらに買い足せば、さらに重量のバリエーションが増やせます。
あとで重量を買い足せる
先ほども言いましたが、このリーディングエッジのアイアンダンベルのシャフト・プレート穴は標準規格なので、新たにプレートを買い足すのも苦労しませんでした。
別ブランドのプレートであっても、選んだプレートが標準規格であれば問題なく重量を増やすことができます。
僕も実際にプレートを買い足しましたが、問題なく使うことができました。
金額が安くてコスパがいい
このリーディングエッジのダンベルは、余計な機能がついていない分、ダンベルの中でも金額はかなり安い部類。
ラバーがついていない分、さらに安くなっています。
僕が買った2020年ごろに買った金額は14,000円ほどで、楽天のポイントを使っておおよそ6,000円程度で買うことができました。
現在は19,000円くらいまで値上がりしているようですが、それでもダンベルの中ではかなり安い方かと。
また、このダンベルを買ってから3年間ジムにはほとんど行かなくなりました。
家トレで十分満足できるトレーニングができるようになったからですね。
ジムに行っていた費用を考えると、元は速攻で取れたのでコスパも抜群。
いい買い物だったなと思います。
リーディングエッジ アイアンダンベルのデメリット
今度は反対に、リーディングエッジのアイアンダンベルを買ったはいいものの「この点はあまり良くなかったな」と思うところを紹介します。
オンザニーしにくい
プレート付け替え式のダンベルの弱点としてよくあげられるのがこの「オンザニーのしにくさ」。
シャフトとカラーが側面から飛び出しているため、オンザニーが猛烈にやりにくいです。
できないわけでもないのですが、シャフトやカラーのある場所を上手くよけてヒザを乗せなければなりません。
きついトレーニングで限界まで追い込んだ後に、シャフトの飛び出していない部分に気を遣うのは結構大変で、場合によっては危なかったりします。
オンザニーは高重量を扱うのに必須と言えるテクニック。
構造上仕方がないことですが、オンザニーがしにくいのは大きなデメリットです。
カラーのゴムリングがプレートにくっつく
これはリーディングエッジのダンベル特有のものかもしれませんが、カラーに付いているすべり止め用のゴムリングが、プレート側にくっついてしまうことが多々あります。
特にカラーをつけっぱなしのままにしていると、次の日には高確率でゴムリングがプレートにくっついています。
レビューや口コミを見ても同様の事例が結構あるみたいです。
トレーニングが終わるたびにバラせば問題ないかもしれませんが、ズボラな僕にとってはそれも面倒に感じてしまいます。
ただ、プレートにくっついてしまったゴムリングを取り外してカラーに戻すという作業も、なんだかんだめんどくさいのも事実。
対策としては、完全にバラすまでしないにしても、使い終わったらプレートとカラーは離しておくくらいはしておいた方がいいかも。
カラーが緩んでくる
カラーのゴムリングが取れやすいことに因果関係があるかはわかりませんが、トレーニングしているとカラーが緩んでくることが結構ありました。
アームカールやサイドレイズなど、プレートが回転しやすいメニューで特にカラーのゆるみが発生しやすい印象。
カラーが緩んでくると、プレートの落下の可能性やバランスが気になってトレーニングに集中できません。
回数が少ないメニューであればそこまで問題にはならないと思いますが、行う回数が多いメニューだとカラーのゆるみは大きくなってしまいます。
トレーニングの集中力を削いでしまうので、この点は大きなデメリットといえます。
プレートの付け替えがマジで面倒
はい、もうコレに尽きます。プレート付け替え式のダンベルの嫌なところ。
プレートの付け外しの面倒くささは、買う前に想像していた以上。そしてトレーニングを重ねるごとに、そのダルさは増していきました。
トレーニングでヘトヘトになったあとにプレートを付け替える作業をするのは結構メンタルに来ます。
連続してテンポよくトレーニングしたいときはなおさら。
ドロップセットのようなどんどん重量を変えるメニューをこなすのには向いてないかもしれません。
ある程度近い重量でその日のトレーニング内容を決めると、ダンベルの付け替えの手間が省けるのでおすすめです。
リーディングエッジ(LeadingEdge) アイアンダンベルの評判・口コミ
僕の一意見だけだと評価が偏るかな…と思ったので、実際にリーディングエッジのダンベルを購入して使ってみた人からの評判、口コミも紹介します。
当サイトで独自にアンケートを取ったので、参考にしてみてください。
リーディングエッジ アイアンダンベル
星5つ中の4.0(10人のレビュー)
リーディングエッジ ダンベルの良い評判・口コミ
良い評判、口コミとして「価格の安さ」「重量を後で買い足せる」「トレーニングで重さを変えられる」などの意見がありました。
リーディングエッジ ダンベルの悪い評判・口コミ
悪い評判、口コミとして、「プレートの付け替えが面倒」「場所をとる」「トレーニング中ガチャガチャと音がする」などの点が意見としてありました。
プレート付け替え式のダンベルは、家でトレーニングを始めたい人におすすめ
リーディングエッジに限らず、プレート付け替え式のダンベルは、
このような人にはおすすめです。
理由は、もし最初から高いダンベルを買ったのにトレーニングを挫折してしまったら、かなりもったいないからです。
その点このプレート付け替え式のダンベルは、重量を変えられるダンベルの中でも安いほう。
なので、万が一挫折してしまっても金銭的なダメージは少ないです。
これから家で筋トレを始めてみたい人、家での筋トレを習慣にしたい人は、このリーディングエッジのプレート付け替え式のダンベルはおすすめ。
リーディングエッジにこだわらなくてもいい
プレート付け替え式のダンベルに限った話ではありますが、個人的にはブランドにこだわる必要はないと思っています。
理由は、主に以下の2つ。
標準規格であれば、品質はシャフト部やプレート自体に、特に大きな違いはどのブランドでもありません。
ただし、カラーはブランドによって違いがあったりするので、そこは良く確認しておきましょう。
円型の方が、オンザニーをするときにカラーが足に当たっても痛くないのでおすすめ。
おすすめのダンベルブランド
とはいえ、適当なブランドを選ぶのはなんか怖い…
そのように思う人も多いと思うので、迷うようであれば以下のブランドから選ぶのが無難かと。
上記のブランドは多くのトレーニンググッズを販売している実績があり、粗悪品を扱っているイメージもないのでおすすめです。
ラバーは付いてても付いてなくてもどちらでもOK
ダンベルにラバーが付いてる方がいいの?
このように思う人もいるかもしれませんが、結論としてはどちらでもいいと思っています。
僕が持っているのは冒頭でも言ったようにラバーが付いていないアイアンダンベルですが、ラバーが付いていないことで苦労した覚えはないです。
以下のことを気にする人は、ラバー付きを購入するのがおすすめ。
反面、安さや無骨さを重視する人は、ラバーなしアイアンダンベルでOK。
おすすめな重量の選び方
プレート付け替え式のダンベルが家トレ初心者におすすめなのはわかったけど、どの重さを選んだらいいの?
このように、ダンベルの重量はどれを選ぶべきか迷っている人は多いと思います。
このような問いに対する僕なりの結論として、プレート付け替え式のダンベルでおすすめの重さの選び方は以下の通り。
女性や高齢者は片手で20kgまで重さがあればひとまず十分。
これ以上の重さがあっても、持て余す可能性が高いからです。
逆に男性であれば、片手で30kg以上の重さのダンベルを選ぶようにしましょう。
僕も体験したことですが、20kgでも最初は重く感じるので十分と思うかもしれませんが、筋トレを続けていくと重量が物足りなくなる可能性が高いです。
なので、最初のうちから30kg以上の重さを選んでおくと、スムーズにトレーニングが継続できるのでおすすめです。
もちろん「それでも20kg以上扱えるか自信がない」という方は、まずは20kgから試してみてもOK。
後から追加で購入できるのが、プレート付け替え式のダンベルの強みでもあるので。
筋トレが習慣になっている人は、可変式(アジャスタブル)ダンベルがおすすめ
ぶっちゃけ僕は今このリーディングエッジのプレート付け替え式ダンベルをあまり使っていないです。
めちゃくちゃいい買い物だったのは間違いありません。
このリーディングエッジのダンベルがあったからこそ、僕は筋トレを習慣にすることができました。
もしこのダンベルを買っていなければ、僕はここまで筋トレを続けてこられたか怪しい部分があるのは確かです。
ただ筋トレに慣れた今は、可変ダンベルの方が便利で使いやすいのでそっちばかり使っています。
実際に今僕が使っている可変ダンベルは、NUO社製のフレックスベル。
ホームトレーニーにはかなりおすすめできる便利なトレーニングアイテムです。
可変式ダンベル:フレックスベルの特徴
僕が可変式ダンベルの中で特におすすめしている、フレックスベルの特徴は以下の通り。
プレート付け替え式ダンベルのデメリットのほとんどを、フレックスベルが解消してくれます。
この中でも僕が思った特にフレックスベルの優れている点は、重量変更の手軽さと、オンザニーできる点ですかね。
確かに高価なアイテムではありますが、それ以上の性能は保証します。
使いやすさに特化した性能を有しているので、トレーニングを継続するのにも役立ちます!
詳しくは、こちらの記事で解説しているので是非。
まとめ:リーディングエッジのダンベルは、筋トレを始めてみたい人におすすめ!
リーディングエッジのプレート付け替え式ダンベル30kgについて、僕が3年間使用し続けた感想を紹介しました。
使い続けてわかった主なメリットは、以下の4点。
反面、使い続けて感じたデメリットについて、以下の5点を紹介しました。
僕が家で筋トレするきっかけとなったアイテムなので、とても思い入れが強いですが、今あまりリーディングエッジのダンベルは使っていません。
今僕がメインで使っているのは、可変ダンベルのフレックスベルです。
フレックスベルの優れている点は、以下の通り。
プレート付け替え式ダンベルの弱点を克服したトレーニングアイテムです。特にトレーニング経験のある人はもちろん、家でのトレーニングを継続したいと思う人は、このフレックスベルがおすすめ。
筋トレを始めたてで、最初から高いダンベルを買うのには抵抗がある…という人には、僕の使っていたリーディングエッジのダンベルでも、十分なトレーニングができます。
金額もダンベルの中では安い方なので、まずはこっちから使ってみてもOKかと。
女性・高齢者はこちらの片手で20kg重量がおすすめ。
男性であれば片手で30kg以上の重量がおすすめです。
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