アジャスタブルダンベルのおすすめを知りたい!
アジャスタブルダンベルってそもそも何なの?
なにを基準にアジャスタブルダンベルを選んだらいいんだろう…
この記事ではこのような疑問に答えます。
家でのトレーニングに最適なアイテム、可変式ダンベル。
その可変式ダンベルのうち「アジャスタブルダンベル」は、面倒なプレートの付け替えが不要だったり、ヒザの上に乗せられる「オンザニー」が可能だったりと、通常の可変式ダンベルでは実現できない機能を有しています。
そのためアジャスタブルダンベルを一つ持っていれば、自宅でのトレーニング環境をさらに便利なものへ変えることが可能。
しかし、「性能やコスパの良いアジャスタブルダンベルを買いたいけど、どれを選べばいいのかわからない」という悩みを抱えている人も多いのでは?
この記事では、アジャスタブルダンベルの特徴や選び方、そしておすすめのアジャスタブルダンベルについて詳しく紹介します。
この記事を読むことで、あなたのニーズに合ったアジャスタブルダンベルが見つかり、自宅トレーニング効率を大幅に上げることができるでしょう。
アジャスタブルダンベルとは
アジャスタブルダンベルって、どういうものなの?
そもそもアジャスタブルダンベルの説明をする前に、以下の2点について順を追って説明します。
固定式ダンベルと可変式ダンベルの違い
まず、ダンベルの種類を大きく分類すると「固定式ダンベル」と「可変式ダンベル」の2種類があります。
重量を変えられない固定式ダンベルに対し、重量を自由にカスタマイズできるのが可変式ダンベルの特徴。
可変ダンベルには以下のようなメリット、デメリットがあります。
固定式ダンベルは、シンプルで耐久性が高くスペースに余裕があり、多くの人がスムーズに利用できるため、トレーニングジムに適しています。
対して可変式ダンベルは、コスパの良さやトレーニングの柔軟性、スペースに制限のある、家でのトレーニング環境(ホームジム)を整えるのに適しています。
アジャスタブルダンベルの定義
可変式ダンベルとアジャスタブルダンベルって何が違うの?
このサイトでは、重量を自由に変えられる可変ダンベルのうち、プレート付け替えの手間なくワンタッチで重量を変えられる、高機能な性能を有したダンベルを【アジャスタブルダンベル】と定義しています。
プレート付け替え式可変式ダンベルと、アジャスタブルダンベルの主な違いは以下の通り。
アジャスタブルダンベルと一口に言っても、性能や重量の変更方法などそれぞれ異なります。
性別やトレーニングレベル、トレーニング頻度に応じて適したダンベルも違うので、それぞれに合うアジャスタブルダンベルを紹介します。
アジャスタブルダンベルの選び方
アジャスタブルダンベルはどうやって選べばいいの?
アジャスタベルダンベルは、その機能性の高さがゆえに高価なものが多いです。
そのため適当なアジャスタブルダンベルを選んでしまうと、せっかく買ったはいいけど「なんか使いづらい…」と後悔することになるかもしれません。
そんな後悔を無くすためにも、アジャスタブルダンベルの選び方の基準は、以下の7項目を参考にしてみてください。
最大重量
ダンベルの最大重量は、基本的に重ければ重いほどメリットは大きいです。
理由は、最大重量が大きいと幅広いトレーニングに対応でき、全身の筋力を効果的に鍛えられるから。
また、筋力の成長に合わせてトレーニングで必要な重量も増えるため、筋力の成長に伴う重量不足による買いなおしのリスクが減りることも大きなメリットです。
そのため、長期的に使用することを考えると、最大重量が重いものを選べばコストパフォーマンスは良くなります。
反面、重量が大きいほど一度の購入にかかるコストは大きくなってしまうので、最大重量とコスト面とのバランスはしっかりと考える必要があるかと。
重量の調整範囲の細かさ
アジャスタブルダンベルを選ぶ際には、重量の調整範囲の細かさも見るべきポイントの一つ。
重量を細かく調整できれば、トレーニングごとに最適な負荷を設定できるため、効果的にトレーニングができます。
また、細かなステップで重量を変更できるため、筋力や持久力を少しずつ向上できます。
さらに、体調や疲労度に合わせて細かく重量を調整することで、無理なくトレーニングを続けられるのもメリットの一つ。
なので、特にトレーニング初心者は、なるべく細かな重量変更ができるアジャスタブルダンベルを選びましょう。
コンパクトさ
ダンベルの幅、コンパクトさもアジャスタブルダンベルを選ぶ重要な指標です。
理由は、ダンベルカールやダンベルベントオーバーロウなど、体の近くを通るトレーニングでは、ダンベルの幅が大きいと体に接触する可能性があるから。
また、幅が広いダンベルだとバランスもとりづらいため、トレーニング初心者にはあまりおすすめできません。
アジャスタブルダンベルの中でも重量によって幅が変わるものは数が限られていますが、トレーニングの快適さを考えると見るべきポイントの一つと言えます。
グリップの快適さ
グリップの快適さもアジャスタブルダンベルを選ぶ際に見ておきたいポイント。
グリップの素材は、プラスチック製よりも金属製でローレット仕様のものが滑りにくいのでおすすめ。
またグリップ径もとても重要で、グリップが太すぎると握力を無駄に使ってしまうことも。
握力が疲弊しトレーニングに集中できない可能性があるため、なるべく太いグリップのアジャスタブルダンベルは避けましょう。
グリップ径はφ28が標準のダンベルに多く万人に使いやすいサイズなので、このグリップ径になるべく近いものがいいです。
デザイン性
人によるかもしれませんが、デザイン性もアジャスタブルダンベルを選ぶうえでの指標の一つといえるでしょう。
おしゃれなダンベルは、トレーニングのモチベーションを高めるのにとても有効。
部屋のデザインとマッチするダンベルを選べば、トレーニング器具がインテリアとしても映えるため、一石二鳥です。
また、デザインにこだわったダンベルは、一般的に品質や耐久性も高いことも多いです。
見た目に優れたダンベルを選ぶことは、長く使える良質なトレーニンググッズを手に入れることにもつながります。
保証の有無
アジャスタブルダンベルは保証がついているものを選びましょう。アジャスタブルダンベルは、トレーニングに便利な一方で、その構造が複雑です。
特に使い方によっては壊れやすいことがあります。
なので、購入する際には保証がしっかりとついているかを確認することはとても重要。
保証がついているアジャスタブルダンベルを選ぶことで、万が一の故障時にも安心です。特に高価な製品では、長期間の保証があると安心して使用できますよね。
アジャスタブルダンベルを購入する際には、安心してトレーニングを続けるためにも必ず保証内容を確認し、信頼できるメーカーのものを選ぶことが重要です。
コスパの良さ
最後に、アジャスタブルダンベルを購入するうえで、コスパの良さも重要な指標です。
アジャスタブルダンベルは、高機能であるがゆえに価格が高いものが多いのも事実。
しかし、価格が高ければ高いほど性能が良いかといったら、実際のところそうではありません。
最大重量や調整幅など、同じ価格帯でも全く性能が違うなんてことも。
こっちのダンベルは最大重量が大きくて、こっちは重量の切り替えがしやすい…など、千差万別。何を重視するかで一人一人選ぶべきアジャスタブルダンベルは違います。
選び方を間違えなければ、自分に合ったアジャスタブルダンベルを非常にお得に購入できるでしょう。
おすすめのアジャスタブルダンベル
ここで本題の、おすすめのアジャスタブルダンベルを9つ紹介します。
性別やトレーニングレベル別におすすめのアジャスタブルダンベルを紹介するので、自分に合うものを選んでみましょう。
また、実際にアジャスタブルダンベルを購入した人を対象に独自にアンケートを取り、選んだ理由や使用感を聞いてみたので、選ぶ際の参考にしてください。
総合No.1はこれ!万人におすすめのアジャスタブルダンベル
フレックスベル 32kg 2kg刻み
万人におすすめできる、高性能なアジャスタブルダンベル。
可変式ダンベルに求める全ての性能が詰まっている、と言っても過言ではありません。
確かに少し高価なダンベルではありますが、性能は金額以上だと保証できます。
購入はAmazonや楽天市場でも可能ですが、Motions公式での購入が保証・価格面で一番お得です。
僕も使ってます!これがあるのとないのではトレーニング環境が全然違います!
【フレックスベル 32kg 2kg刻み】を選んだ理由や感想
僕がフレックスベル 32kg 2kg刻みを実際に使ってレビューした記事はこちら。よかったら参考にしてみてください。
女性向けアジャスタブルダンベル
10kg~20kgあたりの重量が、女性におすすめのアジャスタブルダンベルの最大重量幅。
反面、男性はこの重量だとトレーニングを続けていくうちに物足りなくなり、買いなおすハメになる可能性もあるので要注意。
選ぶ際のポイントとしては以下の通り。
以上の条件をなるべく満たした、最大重量が10kg~20kgでおすすめのアジャスタブルダンベルを3点紹介します。
フレックスベル 20kg 2kg刻み
この重量帯で最もおすすめなアジャスタブルダンベルは、フレックスベルの20kg2kg刻み。
グリップの細さ、細かな重量調整幅、コンパクトな形状と、女性がトレーニングするうえで障害になりそうな部分はほぼすべてクリアしています。
バランスのいい使いやすさで、快適にトレーニングを継続できるでしょう。
残念ながら保障・価格の面で手厚いMotions公式では20kgは販売してません。Amazonや楽天市場などのECサイトで購入しましょう。
【フレックスベル 20kg 2kg刻み】を選んだ理由や感想
「フレックスベルの重量はどれを選べばいいいいんだろう…」というは、以下の記事を参考にしてみてください。
BARWING 2024モデル 可変式ダンベル 12kg
最大重量の小さいフレックスベルのようなアジャスタブルダンベル。
フレックスベル20kgだと重過ぎるかも…という方におすすめ。
金額も2万円以内に収まりコスパの良さもウリ。
【BARWING 2024モデル 可変式ダンベル 12kg】を選んだ理由や感想
STEADY アジャスタブルダンベル 20kg
20kg近辺の重量帯の中でも、比較的安い部類のアジャスタブルダンベル。
トレーニングアイテムにあまりお金はかけられない人におすすめ。
フレックスベルと比べると利便性は大幅に落ちますが、アジャスタブルダンベルがとりあえず欲しいという方は選ぶ価値はあるかも。
【STEADY アジャスタブルダンベル 20kg】を選んだ理由や感想
男性のトレーニング初中級者向けアジャスタブルダンベル
男性のトレーニング初中級者は、最大重量が25kg〜35kgあたりのアジャスタブルダンベルが最適。
この重量帯のアジャスタブルダンベルを選択のうえ、以下の点を満たしているか確認しましょう。
以上の条件をなるべく満たした、最大重量が25kg〜35kgでおすすめのアジャスタブルダンベルは、以下の3点です。
フレックスベル 32kg 2kg刻み
男性のトレーニング初中級者に最もおすすめなのは、先ほども紹介したフレックスベル 32kg 2kg刻みです。
トレーニング初めたての人だけでなく、トレーニングに慣れてきた中級者でも満足できる性能を有しています。
筆者も実際に使用しており、このフレックスベルを導入することでトレーニング環境が格段に良くなりました。
幅広い用途に対応が可能な、マルチな活躍をみせるアジャスタブルダンベルと言えるでしょう。
【フレックスベル 32kg 2kg刻み】を選んだ理由や感想
フレックスベルの最安値情報はこちらの記事で紹介しています。
プロバーベル 32.5kg 1.5kg刻み
フレックスベル以上の性能を有しているのが、このプロバーベル。
その最大の特徴は、重量の調整幅が1.5kgとかなり細かいこと。
簡単な重量変更方法、コンパクトになる形状、側面が平らでオンザニーできる点はほぼフレックスベルと一緒なのも優れたポイントです。
グリップ径が太いという大きな欠点はありますが、細かく重量を切り替えてトレーニングしたいという人にはかなりおすすめ。
【プロバーベル 32.5kg 1.5kg刻み】を選んだ理由や感想
プロバーベルに関連する記事はこちら。フレックスベルとの違いを分かりやすく解説してます。
ATIVAFIT 可変式ダンベル 30kg
この重量帯のなかでは安いアジャスタブルダンベル。
5~30kgで12段階の調整が可能で、価格のわりに幅広い重量を扱えるコスパの良さがウリ。
重量の変更方法が「ロック解除し、横のダイヤルを回してまたロックをかける」方式なので安心感はある反面、少し重量変更の手間があるのが難点。
【ATIVAFIT 可変式ダンベル 30kg】を選んだ理由や感想
男性のトレーニング上級者向けアジャスタブルダンベル
男性のトレーニング上級者は、最大重量が35kg以上のアジャスタブルダンベルを選びましょう。
上級者であればトレーニング習慣はすでに身についていると思われます。
なので、いかに日々のトレーニングを快適にできるかに着目し、それを満たすアジャスタブルダンベルを選ぶようにしてください。
以上の条件をなるべく満たす、最大重量35kg以上でおすすめのアジャスタブルダンベルは、以下の3点です。
フレックスベル 36kg 2kg刻み
フレックスベルの最大重量が、この36kg。
一部3kgになるところはありますが、細かな重量変更幅と確かな使いやすさでトレーニング上級者でも十分満足できる性能を持っています。
グリップ径もφ32と、他の重量と同じく細いので、トレーニングの快適さという面では他のアジャスタブルダンベルより一段上かと。
【フレックスベル 36kg 2kg刻み】を選んだ理由や感想
フレックスベルは偽物が市場に出回っているので要注意!偽物をつかまされないための購入方法はこちらの記事で紹介しています。
プロバーベル 41.5kg 1.5kg刻み
フレックスベル以上の性能を持つアジャスタブルダンベルである、プロバーベルの最大重量がこの41.5kg。
41.5kgの最大重量、1.5kg刻みの細かな重量設定は、アジャスタブルダンベルの中では最高レベルの性能です。
トレーニング上級者であればあるほど、この最大重量の大きさと重量調整幅の細かさは大きな魅力でしょう。
グリップが太いのは32.5kgと同様の欠点ですが、トレーニングに慣れた上級者であればさほど問題にならないかもしれません。
【プロバーベル 41.5kg 1.5kg刻み】を選んだ理由や感想
4WD ダンベル 可変式 アジャスタブルダンベル 38kg
40kg近辺の重量帯で、価格が安いアジャスタブルダンベル。
5~40kgの17段階で2kgごとに重量調節が可能で、価格のわりに利便性はかなり高いです。
フレックスベルやプロバーベルと比べると、重量が変わっても幅が変わらない点、左右のダイヤルを回す必要がある点など確かに問題はあります。
しかし、そのデメリットをあまり重要視してないのであれば、非常にコスパがいい選択になるでしょう。
【4WD ダンベル 可変式 アジャスタブルダンベル 38kg】を選んだ理由や感想
まとめ:自分にぴったりのアジャスタブルダンベルを選んで、ホームトレーニングを充実させよう
この記事では、おすすめのアジャスタブルダンベルについてご紹介しました。
自宅でトレーニングを行いたい方にとって、省スペースで多機能なアジャスタブルダンベルは理想的なアイテムです。
特に手軽に重量を調整できる点は、初心者であろうが上級者であろうが快適なトレーニング環境を手に入れられるため、アジャスタブルダンベル最大の強みと言えるでしょう。
アジャスタブルダンベルを選ぶ時の参考にすべき基準として、以下の7点を紹介しました。
また、それぞれ性別やトレーニングレベル別におすすめのアジャスタブルダンベルを紹介しています。
それぞれおすすめをまとめましたので、参考にしてみてください。
自分がどのトレーニングレベルが分からない、どのアジャスタブルダンベルを選べばいいかそれでも迷ってしまう方は、一番おすすめな「フレックスベル 32kg 2kg刻み」が間違いないかと。
僕も普段のトレーニングで使っています。どんなトレーニングにも対応でき、重量とコストのバランスも良くて万人におすすめできます!
理想の体・パフォーマンスを手に入れるために、ぜひこの記事のおすすめとして紹介したアジャスタブルダンベルを活用してみてください。
自分に合ったダンベルを見つけて、効率的で楽しいトレーニングライフを送りましょう!
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