【バスケットボールのルール完全ガイド】反則からタイムアウトのルールまで徹底解説

バスケ
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バスケットボールのルールが覚えられない…

ファウルの判定基準がわからない!

バスケットボールを楽しむためのコツを知りたい!

今回の記事は基本的なバスケットボールのルールについて説明します。

バスケットボールは、スリリングで魅力的なスポーツですが、初心者はルールに戸惑う場合も多いです。

しかし、ルールを知らないからと、興味があるのに参加しないのはもったいないです。

この記事では、バスケットボールの基本ルールから違反やタイムアウトに関するルールまで幅広く解説します。

記事を読めば、バスケットボールのルールが体系的にわかり、プレーや観戦をより楽しめます。

バスケットボールのルールは、試合の公平性を保ち、選手の安全を確保するために重要です。

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nakosuke

・バスケ歴25年
・ポジションは1~3番を経験(主にシューター)
・公式戦最大得点40点
・全国大会出場経験あり
・筋トレ歴5年
・ベンチプレス最高重量100kg
・最大10kgの減量に成功

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バスケットボールの基本ルール

バスケットボールは世界的に人気が高く、日本でもプロリーグがあるほどポピュラーなスポーツです。

ボールをもって3歩以上歩くことやダブルドリブルが禁止で、攻撃側は24秒以内にシュートを打つ必要があります。

バスケットの基本ルールについて詳しく解説します。

試合に出場できる人数

バスケットボールの試合に出場できる人数は、1チーム当たり最大12人です。

コート上でプレーする5人と、ベンチで待機する交代要員の7人をあわせた人数で構成されます。

コート上の5人は常に入れ替えが可能です。

交代の回数には制限がないため、戦略的に選手を起用できます。

1人の選手が5回のファウルを犯すと退場となり、6人目の選手と交代しなければなりません。フェアプレーを促進し、激しい接触プレーを抑制するためです。バスケットボールの出場人数は、戦略性と公平性のバランスを保つように設定されています。

コートのサイズと用具

公式試合を行えるバスケットボールのコートサイズと用具の規格は、以下のとおりです。

  • コートのサイズ:長さ28m、幅15m
  • バスケットの高さ:地面から3.05m
  • バックボード:横1.80m× 縦1.05m
  • リングの内径:45〜45.7cm
  • ボール:直径75〜78cm、重さが567〜650g
  • フリースローライン:バスケットから4.60m
  • 3ポイントライン:バスケットから6.75m(NBAでは7.24m)
  • センターサークル:直径3.6m

上記の規格は選手が十分に動き回れて、正確なパスやシュート、ドリブルなどの攻防ができるように設計されています。

ただし、公式試合で定められた規格のため、練習や娯楽目的の場合には気にする必要はありません。

試合時間

バスケットボールの試合時間は、4クォーターで構成されています。

各クォーターは10分間で、試合の総時間は40分です。

クォーター間には以下の休憩時間があります。

  • 第1〜2クォーター間:2分
  • 第2〜3クォーター間:15〜20分
  • 第3〜4クォーター間:2分

同点で試合が終了した場合は、延長戦に突入します。

延長戦は5分間で、勝敗が決まるまで繰り返されます。

試合開始と終了の方法

バスケットボールの試合開始の合図は、先手を決めるジャンプボールです。

ジャンプボールの流れは以下のとおりです。

  1. センターサークルにセンターの2選手が向き合う
  2. 審判がボールを上に投げる
  3. 2選手がボールを取るためにジャンプする
  4. 先にボールを受け取った選手が先手の権利を獲得する

前半と後半の終了時にはブザーが鳴ります。

後半戦を開始する際はオルタネイティングポゼッションという方法を使用します。

試合終了時の合図もブザーです。

同点の場合は延長戦を行い、決着がつかない場合は再度延長戦を実施します。

バスケットボールの得点のルール

バスケットボールの得点方法は、フリースロー(FT)とフィールドゴールの2種類です。

3ポイントラインの外側からのシュートは3点となり、高得点を狙えます。

他にもバスケットカウントやブザービーターなどの少し特殊な得点方法があります。

フリースロー(FT)

フリースローは、相手チームのファウルによって与えられる得点の機会です。

獲得できる得点は1点ですが、バスケットボールにおいて重要な得点源です。

フリースローは、ゴールの正面から4.6m離れた位置から行います。

具体的なルールは、以下のとおりです。

  • 妨害不可
  • 1〜3本
  • 制限時間10秒

フリースローは、シューターにとって精神的プレッシャーの大きい場面と言えます。

失敗してもリバウンド争いが発生するため、チームにとってはセカンドチャンスの機会もあります。

試合終盤では、フリースローの成功率が勝敗を左右するケースも多いです。

フィールドゴール(FG)

フィールドゴールは、バスケットボールの得点方法の中で最も重要です。

ゴールエリア内からのシュートで2点、3ポイントラインの外側からのシュートで3点を獲得できます。

フィールドゴールの成功率は、選手やチームの実力を測る重要な指標です。

シュートの種類は、レイアップやジャンプシュート、ダンクです。ディフェンスの妨害を受けながらシュートを放ち、ファウルが成立してもゴールが決まれば得点として認められます。シュートの高さや角度によって難易度が変わるため、状況に応じたシュートの判断が必要です。

リバウンドからの速攻でのフィールドゴールは、相手のディフェンスが整う前に素早く得点できる方法です。

チームの戦略や選手の特性によって、フィールドゴールの狙い方は異なります。

試合の流れを変えるフィールドゴールもあるため、シュートを決める瞬間は試合の注目ポイントの一つです。
» バスケットボール:スリーポイント決定率を上げるコツを解説!

バスケットカウント

バスケットカウントとは、シュートを打った後にファウルを受けた場合の特殊なルールです。

通常の得点に加えて、1本のフリースローが与えられます。

シュート2点+フリースロー1点で3点、3点シュートの場合は3点+フリースロー1点で4点を獲得するチャンスです。

バスケットカウントが成立するためには、ファウルの判定とシュートの成功が同時に起こる必要があります。

オフェンス側に有利なルールのため、ディフェンス側は慎重にプレーすることが大切です。

選手のメンタル面にも影響を与え、試合の流れを大きく変える可能性を秘めています。

ブザービーター

ブザービーターとは、試合終了のブザーと同時に放たれたシュートが入った場合に得点として認められるルールです。

成功すると観客を大いに沸かせます。

しかし、ブザービーターを決めることは簡単ではありません。選手の冷静さと集中力が試されます。

ブザービーターには以下の特徴があります。

  • 勝敗を左右する可能性がある
  • 戦略的に重要になる
  • ブザー前にボールが手から離れる
  • 慎重な判定が必要になる
  • ビデオリプレイでの確認が必要になる場合がある

ブザービーターは練習で再現が難しいプレーのため、実際の試合での経験が重要です。
» バスケのシュートの基本姿勢やフォームのコツについて紹介!

バスケットボールの違反に関するルール

バスケットボールの試合には、さまざまな違反行為が定められています。

違反の種類は、ファウルとバイオレーションの2つです。

ファウルは相手選手との接触や非スポーツマン的な行為を指し、バイオレーションはルールにもとづいたプレー上の違反を指します。

具体的な違反に関するルールについて解説します。

パーソナルファウル

パーソナルファウルとは、試合中に相手プレイヤーの体に不当に触れる行為です。

選手の安全を守り、公平な競技を保つために定められています。

パーソナルファウルに該当する具体的な行為は、以下のとおりです。

  • 相手を押す
  • 相手にぶつかる
  • 相手の腕をつかむ
  • 相手の足をかける

パーソナルファウルは1試合5回までの制限があり、制限を超えると退場となります。

オフェンス側のファウルもパーソナルファウルに含まれるため、注意が必要

審判の判断により、軽微な接触は許容される場合が多いです。

パーソナルファウルが累積すると、相手チームに有利な状況が発生する場合もあります。

テクニカルファウル

テクニカルファウルは、試合中のスポーツマンシップに反する行為や、ゲームの進行を妨げる行為に適用されます。

選手だけでなく、コーチやベンチメンバーもテクニカルファウルの対象です。

テクニカルファウルに該当する行為は、以下のとおりです。

  • 審判への抗議や侮辱的な言動
  • 相手チームへの挑発的な態度
  • ベンチメンバーのコートへの不適切な立入
  • 故意に試合の進行を遅らせる行為
  • 不適切なユニフォームの着用

テクニカルファウルを受けると、相手チームにフリースローが与えられます。

同じ選手やコーチが2回のテクニカルファウルを受けると退場処分です。

テクニカルファウルを避けるのは、難しいことではありません。

常にスポーツマンシップを意識し、審判の判定を尊重する姿勢が大切です。

時間に関するバイオレーション

時間に関するバイオレーションは、バスケットボールの試合を円滑にす進めるためのルールです。

具体的なルールの内容は、以下のとおりです。

3秒ルール
オフェンス側が、制限区域内に3秒以上留まることを制限します。
5秒ルール
ボールをもったプレイヤーが、5秒以上密接に守られることを制限します。
8秒ルール
オフェンス側がバックコートから、フロントコートにボールを運ぶ時間を制限するルールです。
24秒ルール
オフェンス側がショットを打つまでの時間を制限します。
14秒ルール
オフェンスリバウンド後に新たな24秒ではなく、14秒までに攻撃を再開するルールです。

上記のルール違反を避けるためには、常に時間を意識してプレーする必要があります。

チームメイトと連携してテンポよくボールを動かし、戦略的な攻撃を心がけましょう。

ドリブルに関するバイオレーション

ドリブルに関するバイオレーションは、バスケットボールの試合でよくみられる違反行為です。

ドリブルの違反を避けることで、スムーズに試合を進行できます。

具体的なルールの内容は、以下のとおりです。

  • ダブルドリブル:ドリブルを一度止めた後に再開する
  • キャリング:ボールを手の下から支えてドリブルする
  • トラベリング:ボールをもったまま3歩以上動く
  • パーミング:ドリブル中にボールを手のひらで支える

上記の違反を犯すと、相手チームにボールの所有権が移ります。ドリブルは得点するために重要なので、正しい技術を身に付けましょう。

その他の違反行為

バスケットボールには、他にさまざまな違反行為があります。具体的には以下のとおりです。

  • ゴールテンディング:シュートしたボールが下降中に触れる
  • インターフェア:リングやバックボードに触れているボールに干渉する
  • キックボール:故意に足でボールを蹴る
  • バックコート:前半コートから後半コートにボールを戻す
  • 5秒ルール:ボールをもったまま5秒以上動かない

上記の違反を避けるには、ルールをよく理解し、常に周りの状況を把握しましょう。

初心者は、練習の中でルールを意識しながらプレーすることが大切です。

バスケットボールのタイムアウトのルール

バスケットボールのタイムアウトは、試合の流れを変える重要な戦術の1つです。

回数や時間、請求できるタイミングなどに細かいルールがあるため、正しく理解して戦略的に活用しましょう。

タイムアウトの回数と時間

タイムアウトの回数と時間のルールは、以下のとおりです。

  • 前半2回、後半3回
  • 各60秒間
  • 延長戦で1回追加
  • 持ち越し不可

タイムアウトは、コーチまたはキャプテンのみが請求できます。

タイムアウト中は選手の交代が可能なため、チーム編成の変更に活用が可能。

テレビ中継のある試合では、各クォーター2回ずつテレビタイムアウトが設けられます。

テレビタイムアウトの時間も戦略を立てる重要な機会です。

タイムアウトの戦略的利用法

適切なタイミングでタイムアウトを取ると、試合の流れを大きく変えられます。

タイムアウトの具体的な利用法は、以下のとおりです。

  • 相手チームの連続得点を止める
  • 新しい作戦を伝える
  • 主力選手に休憩を与える
  • ファウルの多い選手を下げる
  • チームの雰囲気を立て直す
  • 試合終盤での時間稼ぎ

タイムアウトを効果的に使うためには、試合の流れを読み、チームの状況を正確に把握してください。

コーチは選手たちの様子をみながら、最適なタイミングでタイムアウトを要求する必要があります。

タイムアウトは単なる休憩時間ではなく、試合の勝敗を左右する重要な戦略ツールです。

バスケットボールのルールに関するよくある質問

バスケットボールのルールについて、よくある質問と回答を紹介します。

バスケットボールを実際にプレーしたり、観戦したりする際に役立ててください。

プロのリーグに特別なルールはある?

プロのバスケットボールリーグには、一般的なルールとは異なる特別なルールが存在します。

具体的なルールの内容は、以下のとおりです。

ショットクロック
NBAでは24秒ルールだが、FIBAでは14秒ルールが採用されます。
コーチズチャレンジ
判定に疑問がある場合にコーチがビデオ判定を要求できるシステムです。
クリアパスファウル
NBA独自のルール。ボールとリングの間にディフェンスがおらず、追いついたディフェンダーが後ろから故意にファウルする違反です。
ディフェンシブ3秒バイオレーション
ディフェンス側がオフェンスから一定距離だけ離れた状態で、3秒以上ペイントエリアにとどまる違反行為を指します。

プロリーグの特別なルールは、より高度な戦略や技術を引き出し、観客を楽しませる工夫でもあります。

オンザコートルールとは何?

オンザコートルールは、バスケットボールの試合中にのみ適用される特別なルールです。

コート内における選手の行動や判断に関係します。

オンザコートルールの特徴は、以下の3点です。

  • 審判の判断や裁量
  • 明文化されていないケース
  • スポーツマンシップにもとづく暗黙のルール

オンザコートルールの代表例は、強力な外国人を同時に何人コートに出せるのかなどの規定です。

できるだけ公平にバスケットボールを楽しめるように、戦力が極端に偏らないようにします。

初心者が知っておくべきルール用語は?

バスケットボールの初心者が知っておくべきルール用語は多いです。

基礎的なルール用語には、以下が挙げられます。

  • トラベリング:ボールをもったまま3歩以上歩く
  • ダブルドリブル:一度ドリブルを止めた後、再びドリブルする
  • バックコート:自陣のハーフコートを指す
  • スリーセカンド:制限区域内に3秒以上とどまる
  • ファウル:違反行為を指す
  • フリースロー:ファウルを受けたときに与えられるシュートを指す

上記のルール用語は、最初からすべて理解する必要はありません。

試合を観戦したり、実際にプレーしたりする中で、少しずつ覚えましょう。

バスケットボールのルールは複雑ですが、基礎的なルール用語を押さえておくと、ゲームの面白さが大きく変わります。

» バスケットボールが上手くなるコツを解説!

まとめ

バスケットボールのルールを理解することは、プレーヤーとして上達するためだけでなく、より楽しく観戦するためのポイントです。

基本的なルールから戦略的な要素まで幅広い知識を身に付けると、バスケットボールの魅力をより深く味わえます。

ルールの習得は、プレー中の判断力向上やチームメイトとの連携強化のために重要です。試合の展開を正確に読み取る力が身につくため、観戦時の楽しみ方が変わります。バスケットボールは常に進化するスポーツです。生涯にわたって楽しめる競技のため、積極的に参加して心身ともに健康的な生活を送りましょう。

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