シュートラインってなに?
シュートラインを考えてシュートを打てって言われるけどよく分からない…
シュートが安定してまっすぐ打てない…
今回はこのようなお悩みと、シュートをまっすぐ打つために必要なシュートラインについて解説します!
・シュートラインを意識する重要性
・シュートを打つときのシュートラインの決め方
シュートの成功率を高めるためには、シュートライン(シューティングライン)を考えながらシュートを打つことが重要になります。
シュートラインのことを考えてシュート練習している選手とそうじゃない選手では、シュート力に大きな違いが出るほど。
しかし実際にシュートラインのことを意識してシュート練習している人はそう多くないです。もしくはシュートラインが大事だという話は聞いたことがあっても、その詳しい意味を曖昧なままなんとなくシュートを打っている人は多いのではないでしょうか。
逆にシュートが上手い選手、特にスリーポイントシュートのようなロングレンジのシュートを武器にしている選手の多くはシュートラインの理解度が高い傾向にあります。
シュートラインを意識してシュートを打てるようになることは、シュート力の高い選手になるための必須項目だといえます。
シュート力を上げるために重要なシュートラインとは
シュートラインとは、シュートを打つときのシューティングハンド・利き足・ボールの中心とリングの中心を結んだラインのこと。
シュート打つ前の構えた段階から、シュートを打つまでのボールの動きが縦一直線になるというイメージですね。
シュートを安定して決められるようになるには、シュートを打つ工程の中で「軸」をつくり、その軸に沿ってシュートを打てるようになる必要があります。
その軸を意識しやすくするために、自分のシュートラインを設定してあげる必要があります。
シュートラインを意識してシュートが打てるようになると、シュート成功率が上がるだけでなくボールに力が正確に伝わりやすくなるため、シュートの飛距離も伸びやすくなります!
シュートの成功率を高めるシュートラインの決めるポイント3つ
シュートラインは、シュートを打つ前からシュートを打った後までのフォロースルーまでが一直線のラインで結ばれていなければなりません。
シュートラインを決めるうえで重要なポイントを3つ紹介します。
足先、膝、股関節、肩、肘、手首のラインを揃える
下から足先、膝、股関節、肩、肘、手首のラインを揃えると、きれいなシュートラインを作りやすいです。
ボールを構えて、下からボールが先ほどのラインをまっすぐ通るイメージです。
通るポイントを自分の中で決めておくことで、シュートフォームを迷わずに安定して成功率の高いシュートを打つことができます。
迷うポイントが少ないと、自信をもってシュートを打てるようになりますよ。
体を斜めにして構える
シュートラインを決めるときに、下から上までのラインをまっすぐにする必要があります。
その時に注意したいのが、両足が平行な状態でシュートラインを作ろうとすると、ラインが体の中心から離れすぎて軸を感じにくくなります。
また全てのポイントが一直線になりづらいので、あまりお勧めできません。
そこで、足を利き手側に前に出して、体を少し斜めに構えると、足先、膝、股関節、肩、肘、手首と全てのポイントが一直線で結ばれやすくなります。
この状態でシュートを打つと、少し利き手側、かつ体の中心から離れすぎないラインをボールが通る状態が作ることができます。
フォロースルーもシュートラインを意識してまっすぐに
シュートを打つまでのラインをまっすぐに整えたら、そのあとのシュートを打つときのフォロースルーもシュートラインに乗せること。
指先までしっかりリングに向けて、全てのラインがリングに向くよう意識して下さい。
フォロースルーが明後日の方向に向いていたら、ボールはリングに向かって飛びません。せっかく足先、膝、股関節、肩、肘、手首のラインを揃えたので、最後のフォロースルーまでまっすぐリングに向けましょう。
フォロースルーをまっすぐにしてもシュートが違う方向に行くなら、もしかしたらシュートラインがどこか歪んでるかもしれません。
試行錯誤して自分にとってベストのシュートラインを探そう
あとはこのシュートラインを意識しながらシュート練習し、自分がベストだと思うラインを微調整しながら探してみましょう。
大事なのは、自分の打ちやすい・シュートが入りやすいシュートラインを探して試行錯誤すること。
シュートラインを意識してシュート練習を行い、シュートが決まる感覚を養う意識を持ちましょう。
動画でシュート練習を撮影して、シュートラインを確認しながらシュートフォームを作るのもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:シュートライン=シュート成功率を上げるための重要な指標
シュートラインは、安定してシュートをまっすぐ打てるシュートフォームを会得するための重要な指標。
シュートラインについて理解しているとしていないのではシュート力に大きな違いが出ます。
ラインの設定の仕方のポイントは以下の3つ。
- 足先、膝、股関節、肩、肘、手首のポイントを一直線に結ぶ
- 体をすこし斜めに、利き手側の足を前にして構える
- フォロースルーもシュートラインを意識してリングに向かって真っすぐ向ける
シュートラインはある程度の目安はあるものの、絶対にコレといった正解はありません。
先ほど言ったポイントで通らない場所があってもOK。自分の感覚で打ちやすくて、まっすぐのラインを意識できれば問題ありません。
今回の記事を、自分のベストなシュートラインを見つけるための参考にしてもらえれば幸いです。
シュートラインを理解して、シュート力をアップさせよう!
コメント