【初心者必見！】バスケットボールが上手くなる方法をスキル別に解説

今回の記事はこのような疑問や悩みに答えます。

バスケットボールが思うように上達せず、悩んでいる方は多いです。

バスケットボールの上達には、正しい練習方法が欠かせません。

我流で理にかなっていない練習方法を取り入れると、上達に対して遠回りになってしまい、時間を無駄にしてしまう恐れがあるからです。

この記事では、バスケットボールが上手くなるための基礎能力を向上させる練習方法を解説します。

記事を読めば、効果的な練習方法がわかり、実力を伸ばせます。

バスケットボールの上達には、基本姿勢から応用技術まで、幅広い要素の練習が必要です。

「バスケットボールが上手い」の定義とは、チームを勝たせられるかどうか

バスケットボールが上手い選手とは、個人の技術力・スキルが高いのはもちろんのこと、チームの勝利に大きく貢献できる選手を指します。

また、適切なタイミングで適切なプレイを選択できる、状況判断能力も求められます。

そのためには、バスケットボールに必要な基礎的な技術から応用技術まで、まんべんなく高める必要があります。

結論として、このスキルをフル活用し、チームの勝利に結びつけられる選手が「上手い選手」といえるでしょう。

バスケットボールが上手くなるためのスキルとは

バスケットボールに必要なスキルは多岐にわたります。

ここではバスケに必要な基礎的なスキルをピックアップし、それぞれ簡単に説明します。

基本的な姿勢

適切な姿勢は、すべてのプレーの基本であり、素早く動いたり安定してプレーしたりするために欠かせません。
重心を低く保ち、膝を適度に曲げることで、急な方向転換やジャンプがしやすくなります。
また、顔を上げてコート全体を見渡せる姿勢を取ることで、状況判断力が向上します。

ハンドリングスキル

優れたボールコントロールは、ターンオーバーを減らし、チームの攻撃チャンスを増やす鍵となります。
どんな状況でもボールを自由に扱える能力は、プレーの選択肢を広げ、より創造的な動きが可能に。
さらに、両手でのハンドリングができれば、予測しにくいプレーを生み出し、相手を効果的に揺さぶることができます。

ドリブルスキル

高度なドリブル技術は、相手ディフェンスを突破する力を高め、得点のチャンスを生み出します。
状況に応じたドリブルの使い分けは、チーム全体の攻撃の流れをコントロールするために非常に重要。
また、効果的なフェイントを交えたドリブルは、相手の動きを引き出し、有利な状況を作り出すことができます。

パススキル

正確でタイミングの良いパスは、チームメイトに得点チャンスを提供し、攻撃の効率を大幅に向上させます。
多様なパス技術を身につけることで、どんな状況でもボールを効果的に展開できるようになり、チーム全体のプレーがスムーズになります。
さらに、優れたパス判断力は、ターンオーバーを減らし、チームの攻撃成功率を上げる重要な要素です。

シュートスキル

高い確率でシュートを決める力は、得点に直結し、試合の勝敗を大きく左右します。
多様なシュート技術を習得することで、さまざまな状況下でも得点の選択肢が広がり、攻撃の幅が広がります。
また、シュートフォームの一貫性を保つことは、プレッシャーのかかる場面でも安定したパフォーマンスを発揮するために欠かせません。

ディフェンススキル

強力なディフェンスは、相手の得点を抑え、チームの勝利の可能性を大きく高めます。
適切なポジショニングと正確なフットワークは、相手の動きを制限し、ターンオーバーを引き出すために重要。
さらに、チームディフェンスの理解と実行によって、個々の能力を超えた堅固な守備が可能となり、チーム全体の守備力を向上させます。

これらのスキルをバランス良く向上させることで、総合的なバスケットボール能力が高まり、チームの勝利に大きく貢献できるようになります。

次の項目では、それぞれのスキルを向上させるための方法について、一つずつ説明します。

バスケットボールが上手くなるための基本姿勢

バスケットボールの上達には正しい基本姿勢の習得が欠かせません。

基本姿勢を身に付けることで、プレーの精度が向上するだけでなく、怪我のリスクも軽減できます。

正しい姿勢の作り方

バスケットボールの上達には、正しい姿勢の習得が必要です。

良い姿勢を身に付けることで、プレーの質が大きく向上します。

バスケットボールをするうえでの、正しい姿勢の作り方を下記にまとめました。

ポイントを意識して練習することで、良い姿勢が身に付きます。

正しい姿勢はプレーの基礎となるので、しっかりと習得してください。

姿勢を維持するための練習方法

正しい姿勢を維持するためには、日々の練習の積み重ねが重要です。

おすすめの練習方法を下記にまとめました。

練習を継続的に行うことで、姿勢を維持する筋力が向上します。

ただし、無理をせずに、自分のペースで少しずつ練習してください。

バスケットボールの練習中だけでなく、日常生活でも姿勢を意識するとより効果的です。

練習を継続すると、プレー中でも意識せずとも正しい姿勢を保てます。

バスケットボールが上手くなるためのハンドリング練習方法

バスケットボールが上手くなるには、ハンドリングの技術が重要になります。

ハンドリングの練習方法を下記にまとめたので、参考にしてください。

両手の指先を使ってボールをタップする

両手の指先を使ってボールをタップする練習は、ハンドリング技術を向上させる基本的な方法です。

練習することで、ボールのコントロール精度が上がり、試合中の動きがスムーズになります。

後述するドリブルスキルの向上にもつながるので、ぜひ取り入れましょう。

練習する際に意識すべき項目は下記のとおりです。

1分間など時間を決めて継続的に行うことで、効果的に技術を向上させられます。

片手のみでボールをタップする

片手でボールをタップする練習は、ボールのコントロール技術の向上に効果的です。

指先の感覚を磨くことで、ボールの扱いがうまくなります。練習を続けることで、試合中のハンドリングが上達します。

目線をボールから離し、周囲を見ながらタップする練習も取り入れると、応用力が高まるのでおすすめです。

難易度を上げるには、タップの速さを変えたり歩きながら練習したり、ボールを回転させながらタップしたりすると効果的です。

練習を継続的に行うことで、ボールのコントロール技術が向上し、プレーの幅が広がります。

ボールを体の周りで回転させる

ボールを体の周りで回転させる練習は、ハンドリング技術を向上させる効果的な方法です。

練習を行うことで、ボールのコントロール技術が上達し、試合中のさまざまな場面で役立ちます。

具体的な練習方法は下記のとおりです。

目を閉じて感覚を掴んだり、首や足の周りでも回転させたりするとより効果的です。

練習を継続すると、ボールを自在に操る技術が身に付きます。

バスケットボールが上手くなるためのドリブル練習方法

ドリブル技術の向上は、バスケットボールの上達には欠かせません。

おすすめの練習方法を下記にまとめました。

スキップしながらのドリブル

スキップしながらのドリブルは、リズム感とボールコントロールを同時に向上させられる効果的な練習方法です。

練習することで試合中の動きがスムーズになり、相手を抜く際の技術が上達します。

左右の足を交互に大きく踏み出しながら前進し、ボールを一定の高さでドリブルし続けます。

練習の際は、ドリブルの音を聞きながらリズムを感じてください。

フロントチェンジ

フロントチェンジは、バスケットボールの基本的なドリブル技術の一つです。

右手から左手、左手から右手へとボールを素早く移動させる動作を指します。

技術を習得すると、相手を抜く能力が大幅に向上します。

フロントチェンジの本質は、ドリブルしながら素早くボールを前方で切り替えることです。

フロントチェンジを練習する際に意識すべきポイントを下記にまとめました。

フロントチェンジは、ディフェンスを欺くためのボディフェイントと組み合わせることで、より効果的になります。

レッグスルー

レッグスルーは、ボールを股の下へドリブルで通す動作です。

レッグスルーはドリブルスキルの向上に効果的なテクニックです。

ボールのコントロール能力と手首の柔軟性を養え、ボールハンドリングの技術も高められます。

ドリブルと組み合わせて練習すると、より効果的にスキルを向上させられます。

バスケットボールが上手くなるためのパス練習方法

パス練習は、バスケットボールの技術向上に不可欠です。

正確で素早いパスはチームプレーの質を高めます。

おすすめのパスの練習方法を下記にまとめました。

パートナードリル

パートナードリルは、2人1組でパスを出し合う、バスケットボールのパス練習におすすめの方法です。

パートナードリルにより、実践的なスキルを身に付けられます。

2人が向かい合って立ち、チェストパスから始めましょう。

2人の距離を徐々に広げていき、パスの正確性と力加減を調整していきます。

パートナードリルを行う際の注意点を下記にまとめました。

パートナードリルは基本的なパスの技術を磨くだけでなく、ゲーム感覚も養えるおすすめの練習方法です。

壁を使ったパス練習

壁を使ったパス練習は、パスの精度と速さの向上に役立ちます。

1人でも行えるので、時間や場所を問わず取り組めます。

練習方法を下記にまとめました。

基本的な練習に慣れてきたら、下記のようにバリエーションを加えることで、より実践的な技術を身に付けられます。

パスの精度を高めるために、壁に的を設置する方法もおすすめです。

的をめがけてパスすることで、ゲーム中でも正確にパスができます。

動きながらのパス練習も取り入れましょう。

ゲーム形式の練習

ゲーム形式の練習は、実践的なスキルの習得に効果的です。

楽しみながら技術を向上できるので、モチベーションの維持にも役立ちます。

おすすめのゲーム形式の練習を下記にまとめました。

練習をすることで、実際の試合に必要なパスの技術を身に付けられます。

ゲーム形式の練習は、単調になりがちな基本練習とは異なり、チームメイトとの協力や競争心の刺激も得られます。

バスケットボールが上手くなるためのシュート練習方法

バスケットボールのシュート技術の向上は、試合での得点力アップに直結します。

おすすめの練習方法は下記のとおりです。

フリースロー

フリースローは、バスケットボールの基本的なシュート技術です。

正確なフリースローが打てると、試合で得点源になれます。

また、シュートフォームを固定し安定させるために効果的な練習でもあります。

フリースローが上達するためのポイントを下記にまとめました。

上記の要素を意識しながら反復練習をすると、フリースローの成功率が向上します。

ジャンプシュート

ジャンプシュートは、バスケットボールの基本的なシュート技術の一つです。

ジャンプシュートとは、ジャンプとシュートを同時に行うことです。

ジャンプシュートの習得により、得点力が大きく向上します。

ジャンプの頂点でボールをリリースするなど、タイミングが重要です。

疲労時でも正確にシュートを決められるよう、反復練習を続けてください。

スリーポイントシュート

スリーポイントシュートの上達には、正しいフォームと練習方法が重要です。

膝を適度に曲げ、肘を体の近くに保ち、手首のスナップを使ってシュートを打ちます。

正しいフォームを習得すると、安定したフォームでシュートを打つことが可能です。

練習の際は、近い距離から始めて少しずつ遠くへ移動しながらシュートを打つことで、距離感をつかめます。

下記の練習を取り入れると、より効果的です。

練習を継続することで、スリーポイントシュートの精度が向上します。

一方で、フォームや練習方法だけでなく、メンタル面の強化も重要です。

» バスケットボール :スリーポイント決定率を上げるコツを解説！

バスケットボールが上手くなるためのディフェンス練習方法

バスケットボールのディフェンス力の向上には、適切な練習方法が重要です。

主な練習方法を下記にまとめました。

スライドステップ

スライドステップは、ディフェンスの基本技術です。

相手の動きに合わせて素早く横移動することで、効果的な守備ができます。

正しいスライドステップを身に付けるために意識すべきポイントを下記にまとめました。

ポイントを押さえながら小刻みに足を動かし、常に動きやすい状態を保ちましょう。

相手の動きに合わせて素早く横移動することで、効果的なディフェンスができます。

腰を落として上半身をまっすぐ保つことで、バランスを崩さずに重心移動ができます。

ディフェンスドリル

ディフェンスドリルは、バスケットボールのディフェンス力を高めるために欠かせない技術です。

ディフェンスドリルはさまざまな種類があります。

主なディフェンスドリルを下記にまとめました。

実際のゲーム状況を想定しながら練習することで、より実践的なスキルを身に付けられます。

ディフェンスドリルを継続的に行うことで、相手の動きを読む力や反応速度が向上し、ディフェンス力の向上が期待できます。

フィルムスタディ

フィルムスタディは、バスケットボールのスキル向上に欠かせない練習方法。映像を見て自分のプレーを見返すことです。

映像を通じて自分やチームのプレーを客観的に分析し、改善点を見つけます。

フィルムスタディを通じて得た知識を実践で活用し、再度映像で確認するサイクルを作ることで、より効果的に上達できます。

チームメイトと一緒に映像を見ながらディスカッションすることも効果的です。

さまざまな視点で映像を分析することで、新たな気づきが生まれる場合があります。

フィルムスタディは、オフェンスとディフェンスの両面から行うと、より効果を得られます。

バスケットボールが上手くなるために、どのスキルを優先的に高めるべき？

今回の記事では、以下のスキルを高める重要性、練習方法について紹介しました。

どれも重要なスキルで、バスケが上手くなるために全てのスキルを高めるのが必要なのは間違いありません。

個人的には「シュートスキル」と「ドリブルスキル」をまず高めるのをおすすめしています。

シュートスキルとドリブルスキルを初めに高めるのがおすすめな理由は、それぞれ以下の通りです。

これらの理由から、シュートスキルとドリブルスキルを優先的に向上させることで、個人の能力向上だけでなく、チーム全体のパフォーマンス向上にも大きく貢献することができます。

まとめ

バスケットボールの上達には、正しい姿勢と基本動作の習得が欠かせません。

ハンドリングやドリブル、シュートなど、それぞれのスキルを磨くことで総合的に実力が向上します。

継続的な練習と基本の反復練習が上達のポイントです。

自分の弱点を把握し、集中的に改善することで効果的に上達できます。